3分でわかるハワイ史⑤



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ハワイ州としての独立

1900年には、アメリカとスペインとの戦争において、ハワイの補給基地としての役割が増大し、ハワイは、テリトリー(植民地)としてアメリカ合衆国へ編入されることになった。
これにより、ハワイでアメリカ合衆国の法が適用されることとなったが、テリトリー・ハワイの住民は様々な点で、二等国民的扱いを受け続けた。

1941年12月7日に、大日本帝国海軍がオアフ島のパールハーバーを攻撃することによって、太平洋戦争が始まった。
これまで、テリトリー・ハワイに住む日本人、日系人に対する不信感は、大きなものであったが、戦争が始まることによってそれが爆発し、アメリカ人であるにもかかわらず、日系人は差別的取り扱いを受ける身となった

アメリカのメインランド(本土)の日系人は、アメリカ人であるにも関わらず、母国のアメリカ合衆国に裏切られ、財産を没収された上で強制収容所へ送られたものの、ハワイに居住する日系人は、ハワイの総人口の35%程度を占めており、彼らを隔離することはハワイの経済基盤を破壊することになるため、一部の者を除き、強制収容所へ送られることを免れた。

ハワイの日系人は積極的に兵士として志願し、ヨーロッパで連合軍に多大な犠牲と貢献をすることで、アメリカ合衆国への忠誠心を示し、アメリカ国民として認められるようになった。
また、太平洋戦争の戦地からハワイの距離が近いことで、アメリカ軍兵士の「地上の楽園」として機能し始めると、ハワイは観光地として発展していくようになった。

戦後も、連邦内の州とは異なる差別的な扱いを受け続けてきたが、州昇格運動が実り、1959年8月21日に、テリトリー・ハワイはアメリカ合衆国の第50番目の州として、州に昇格し、州民はアメリカ合衆国民としての完全な権利を手に入れた。


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