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XEMのジェネシスブロックとNEM財団(1)


NEM財団が破産するというニュースが流れ、話題になったのでXEMについて調べてみた。
なお、破産するという話題については、発信元が訂正をしている。

XEMの発行枚数は9,000,000,240枚で約90億枚。
初期発行で上記の枚数が発行され、全枚数が特定の1347アドレスへ配布されている。
出典 XEMのブロックチェーンの1つ目のブロック

Bitcointalkで配布スレッドで、はじめの20ページ目までに申請をした人は無料で手に入れることができるとアナウンスしている。
21ページ以降は、0.001 btc 〜 0.75btc または 10nxt 〜 750 nxtを支払うことで手に入れることができる。
In the first registration thread
First 20 pages : free to join in
pages 21-30 : fee = 0.001 btc or 10nxt
pages 31-40 : fee= 0.002 btc or 20 nxt ;
pages 41-50 : fee= 0.004 btc or 40 nxt
page 51-60 : fee= 0.008btc or 80nxt
page 61-70 : fee=0.016btc or 160nxt
page 71-80 :fee=0.025btc or 250nxt
page 81-90 :fee=0.03btc or 300nxt
Second registration thread has started
page 1-10 :fee=0.035btc or 350nxt
page 11-20 :fee=0.04btc or 400nxt
page 21-30 :fee=0.045btc or 450nxt
page 31-40 :fee=0.05btc or 500nxt
page 41-50 :fee=0.055btc or 550nxt
page 51-60 :fee=0.06btc or 600nxt
page 61-70 :fee=0.065 or 650 nxt
page 71-80 :fee=0.07 or 700 nxt
page 81-90 : fee=0.75btc or 750 nxt
出典 [ANN] NEM : 4 billions coins - (part 1, this thread is no longer used) 
出典 [ANN] NEM -4 billion coins- Equal Shares for ALL - Registration thread (part 2)

本人確認がないので何人に送られたかは不明。
配布の量がアドレスごとに違う理由についても調べられていないが、何らかの意図や理由があると思われる。
配布量の上位50%以上は、下記のアドレスに配布されている。
2,829,375,034枚 (31.44%) NDSUSTAAB2GWHBUFJXP7QQGYHBVEFWZESBUUWM4P
900,000,046枚 (10.00%) NDEVPOSK4OMR4PRTLYFHX4W5QTOND7TZDT2DTU4Q
562,500,046枚 (6.25%) NDEVPRE5ZWVG2PXSM54BGZBFF525G24UKVOGOZNT
253,125,040枚 (2.81%) NCMARKECQXP3SQZSJPCBKOQWIXRRI7LIS4FTU4VZ
180,000,040枚 (2.00%) NCOPERAWEWCD4A34NP5UQCCKEX44MW4SL3QYJYS5
合計:4,545,000,166枚 (50.50%)

今回はもっとも多いアドレスについて、少し追いかけて調査をしてみた。

初期配布の2,829,375,034枚について

配布量の31.437%を占めている約28億枚が一つのアドレスへ送られている。
この内、22億枚はSustainability Fundに割り当てられた。
例えば、2億枚はNIS Node RewardsとしてNAFUNDBUKIOSTMD4BNXL7ZFE735QHN7A3FBS6CMYに送られている。
Fundのアドレスの詳細はこちらで公開されている。日本語でこちらの記事も参考になる。

残りの6億枚については217のアドレスへ送られている。
もしかしたら、公開されているアドレスへ繋がるかもしれないが、詳細は調査をしていないので不明。
結論として、初期配布の内、2,829,375,034枚は、もともと、NEM - development teamの管理下にあったコインと考える。


ちなみに、XEMのジェネイスブロックには、「Good luck!」というメッセージがついている。

*記事の間違いについては、ご指摘をいただけます幸いです。

感想

記事の内容は日々XEMを追いかけている人からしたら、一般常識レベルなのだろうが、上記の情報1次ソースをベースに集めることは、とても大変な作業であった。

今後の調査で確認したいこと
・残りコインの行方と配布枚数がそれぞれ異なるの理由
・NEM財団の権限(上記のファンドに対する権限の有無等)

NEM財団は、ニュースでの反応でもわかる通り、XEMにとって非常に影響力の大きい存在であるので、彼らがどのような存在なのかをもう少し調査してみたい。

こちらに続く。
XEMのジェネシスブロックとNEM財団(2)
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