2013年から暗号通貨について活動している、とあるモナコイナーのブログである。

2018年8月3日金曜日

暗号通貨投資で損する前に賢者が歴史に学ぶこと #暗号通貨界隈のキーワードを考える


本稿は、暗号通貨コミュニティにおいて、執筆者の感じたことや記憶を頼りに書いています。
事実と異なる点があれば、ご指摘いただけますと幸いです。

基本的には、自分の大切なお金を投じるのであれば、下記のブームを理解した上で、仮想通貨「投資」に参加してもらいたいものです。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学びます。



暗号通貨界隈の投資/投機のブーム


下記は、暗号通貨への投資ブームという大きな流れの中で、ぼんやりとこのようなブームがあったなと思い、まとめてみました。

フォークコインブーム


ライトコインに始まり、ビットコインがオープンソースであるからこそのビットコインのスペックを微修正したPoW系オルトコインの量産ブーム。
モナコインもこのブームに乗って登場しました。
このブームで生み出されたコインは、ただ掘られて売られるだけか、「たくさん掘れて楽しー・・・掘れなくなって飽きたわ。」を繰り返す中で、多くのコインたちは、その存在を消していきました。
モナコインがマイニングされる前の2ch poolでは、ライトコインとフェザーコインがマイニングされていました。
なお、数多くのオルトコインが存在する中で、プレマイン通貨はシットコインと呼ばれて投資対象から外されます。
プレマイン通貨をマイニングするくらいなら、プレマインのない通貨を掘る方が、圧倒的に経済的合理性があるからです。
100%発行済通貨が投資対象として認められるには、それなりの理由と信頼性が求められます。

もちろん、ビットコインを発展させるために開発されているオルトコインもあります。
そのような通貨が登場したため、田中氏の四分類が提案され、草コインという単語が誕生しました。

ICOトークンブーム


イーサリアムというプラットフォームはICOを通じて行われ、皆さんご存知のようにこれは大成功でした。
開発もきちんと行われ、かつ、ICOを通じて購入したETHは1,000倍以上に高騰したと言います。
この高騰で、ICOは儲かると話題になったのか、ICOブームが始まったと思われます。
多くのICOはイーサリアムを利用して作成されたトークンの販売することで行われています。
(MonapartyでもICOに使うトークンは作成できるけども・・・。)

調達(販売)金額にして、数億円を調達する(売り上げる)ICOプロジェクトがいくつも誕生し、その金額に皆熱狂しました。
数時間で数十億円を調達し、話題になったICOもあります。
皆こぞって、ホワイトペーパーなんて読むこともなく買われるケースも多々ありました。
それは、ひとえに一攫千金を目指したからでしょう。
様々なプロジェクトがありますが、私はホワイトペーパーを読み込んでいないので、下記に該当しない真面目なプロジェクトはたくさんあるのだろうと思いますが、個人的に、多くのプロジェクトは、
「このプロジェクトでは、人の背中に翼を授けます、背中に翼を生やすと、こんなにも美しい世界を見ることができます、翼を生やして飛ぶには、このトークンが必要です。トークンはブロックチェーンで管理されています。このプロジェクトには10億円が必要です。よろしくお願いします」

というような内容なんだろうと思っています。

きちんとしたICOの見分け方を指南するウェブサイトもたくさんあるようですが、そのウェブサイトがステルスマーケティングで、裏で広告費をもらっているかもしれません。
ちなみに、MonapartyもICOで実施されていますが、Counterpartyからフォークするという現実的な内容で、調達金額で要求された金額も現実的で、きちんと開発されました数少ない成功例だと考えています。

モナパーティーと言うモナコインちゃんスマートコントラクト装備

Monapartyと呼ばれる、Counterpartyのモナコイン版は、 MonacoinでトークンスレでICOの宣言とともに、そのプロジェクトが始まった。 ICOでの調達金額は150万円程・・・、当時、モナコインが30円の時代であった。


インフルエンサーにトークンを事前に渡しておき、宣伝させ、周囲に購入を勧めさせるという形で利益を得た人がいたように思われます。

草コインブーム


ICOのプロジェクトの多くが結果を出さず、進捗も芳しくなく、詐欺なのかうまくいっていないのかもよくわからないまま燻っているうちに、草コインブームが訪れます。
草コインブームとは、単価が非常に安いコインを買って、数倍になることを期待してホールドすることです。

本来、草コインは糞コインとほぼ同義のような意味でしたが、多くの投機家が、人生一発逆転のチャンスと思って参入を開始したことにより、現在では、将来高騰して真夏の草のようにぐんぐん伸びるというような肯定的な意味が加わって、草コインという語は使われているようです。

草コインに投資をする #暗号通貨界隈のキーワードを考える

今回は、暗号通貨界隈特有の単語、「草コイン」について考えてみたいと思います。 「草コイン」という単語を考案したのは、田中さんです。


「第二のモナコイン」探しも流行りました。
国産の草コインのことを「第二のモナコイン」呼ばれるようです。
モナコイン値上がりの分析結果なのか、「コミュニティが強い」や「国産」、「実需」という理由付けで購入を勧める宣伝方法が流行りました。
これらの要素がコインの価格に与える影響は、投機マネーの前には極小と私は考えているので、上記の言葉で有名になってから投資として購入するのは、投機マネーが抜けるまでは、危険なのではと思っています。

基本的には時価総額が低いために、大口が買えば値段が数十倍に上がりやすく、インフルエンサーが仕込んだあとに、周囲に購入を勧め、売却するという形で利益を得た人がいたように思われます。

1satトークンセールブーム


草コインブームの発展系です。
草コインは、BTCで購入することが可能ですが、BTCの最小単位が1satであることを利用し、1satで販売を開始するトークンのブームです。
1satで購入したトークンが、2satで売れれば、資産が2倍に増え、トークンの価格が5satになれば、資産は5倍なので、チャンスが大きいように思えます。
ただ、資産がいくら増えようと、それは含み益であり、売れるかは別問題で、販売者が利益を得るのであれば、1satで購入したトークンが1satで売り戻せる保証はなく、1sat未満の価値となれば、売ることができない、しかしゴミ屑になります。
(現実のゴミ屑は質量があるので、ゴミ屑以下の存在となります。)
でも大丈夫です。
1sat未満になってもBTCよりも単価が安いDogeで購入する取引所も存在するため、1sat未満でも刻んで取引をすることが可能です。

1satで販売するために、必ず発行者が一部をプレマインしているか、全部を保持しています。
1satで売れた分は、純粋に発行者の売上となり、利益となります。
発行者が保有分を売り切ったら、もはやそのプロジェクトに関わるインセンティブがなくなるので、その後どうなるか謎です。

1satトークンセールのプロジェクトでは、特定の支援対象者への支援に使えると銘打つプロジェクトを何件かみました。
支援に使うには、支援者は発行者より購入し、被支援者へ渡すわけですが、購入した時点で発行者は利益を得るものの、被支援者は第三者に、支援者の購入金額よりも高値で売り払わない限り、支援者は自身の払った金額未満の価値しか被支援者に渡すことができません。

【例】
  1. 支援者は2satで1万円分のトークンを発行者から購入する
  2. 発行者は1万円分の利益を得る
  3. 支援者は被支援者へ1万円分のトークンを渡す
  4. 被支援者は1satで売却して5000円分の利益を得る
  5. 支援者は1万円の購入したのにもかかわらず、被支援者には5000円しか渡らなかった

1万円分以上を送るには、被支援者は、別の誰かに2sat以上で売りつけなければなりません。
支援をするのなら、2.の段階で、発行者が1万円分の日本円か、BTCを被支援者に送るのが理想ですね。

私の調べが足りていないので、優良な1satトークンプロジェクトも存在するかもしれません。

プレマインされているなど、発行者の販売から始まる1satトークンセールなどの購入に参加するときは、それは投資や、支援対象者への応援ではなく、発行者への寄付に近いことをよく理解して購入してください。

これらは、開発者や販売者以外の投資/投機家で儲かったという人は確かにいると思います。