映画感想
AMAZON PRIMEで見る「シュガー・ラッシュ:オンライン (吹替版)」
映画感想シリーズ パート5
このシリーズでは、とあるお姉さんの見た映画を、もう少しネタバレ気味で感想を書いていくコーナーです。
今回はこちら。
シュガー・ラッシュ:オンライン (吹替版)
*Amazonアソシエイト(アフィリエイト)に申請してみたが、通らなかった・・・。
以下、すでに映画を見たことがある人を対象に書いています。
前作の「シュガー・ラッシュ (吹替版)」では、長いこと悪役をしていたラルフは、嫌われ者ではなく、自分も人に好かれるヒーローになりたいと思いつつ、悪役の集まるセミナーに参加する。
そこで他のゲームの悪役に悩みを打ち明けるが、自分の役割を受け入れ自分を好きになるように努力しようと諭され、「俺は悪役、それでいい。ヒーローになれないのは、悪いことじゃない。今のままの自分でいいんだ。」と言ってセミナーを終えるシーンから前作は始まる。
ストーリ冒頭では2人とも嫌われ者という共通点から、2人は協力し、黒幕のキャンディ大王を倒す過程でラルフは自分自身を受け入れ、ヴァネロぺも皆の記憶を取り戻すことで、皆に受け入れられてストーリーを終える。
前作では、ラルフが自分の役割を受け入れた一方で、今作では、ヴァネロぺは現状に退屈し、自分の役割よりも新たな刺激を求めて外の世界を求め、現状に満足するラルフと変化を求めるヴァネロぺの対立構造でストーリが進む。
ラルフはヴァネロぺ依存症とも言えるレベルでヴァネロぺへの執着を見せ、インターネットの世界を崩壊に追い込むような事件を起こすが、動機が独りよがりなので、見ている人からは共感は得られないのだろう。
これらの点が、打倒キャンディ大王で一致団結した前作と異なって、期待したストーリーと異なり、ガッカリさせるポイントかもしれない。
ただ、個人的にこのシリーズの特徴と魅力は、やはりゲームやインターネットを視覚化したことである。
私は、独特の世界観を描く映画が大好物で、前作はゲームセンターの筐体内が存在していたらこんな感じか〜とワクワクさせられたが、無限に広がるインターネットの世界も、同じようにワクワクさせられた。
ネットミーム的な小ネタも盛りだくさんで、予測検索やポップアップ広告ってこういうウザさなんだねえとか、アドブロック入れてるとこんな感じにブロックするのねとニヤリとするシーンに大満足である。
なお、お姉さんのストーリー上のもやもやポイントはこちら。
確かにー!と思うものの、以下のような理由で私は飲み込んだのである。
1について
最後は、「あれ、営業時間外だけじゃなくて、サーバメンテナンスがある期間だけしかヴァネロぺ帰ってこないんだ・・・?自分のゲームの役割放棄していいの・・・?」という気持ちになったものの、行った先のゲームで馴染んでいるのなら乗っ取り(ターボ)にならないのだろう。
自分のゲームの役割放棄については、界隈のタブーを犯しているし、主人公キャラ不在でゲームが故障扱いで撤去されないのかと心配になるが、「うーん、界隈で問題になってないなら問題ないかな!?」と思うことにした。
故障扱いしても、メーカーがもう存在していないので交換や修理ができないので、動いているうちは、撤去されることはないのだろう。
また、自分のゲームと移住先のゲームをクラッシュさせて筐体の撤去を引き起こしたターボ事件に比べれば、被害を受けた住人がいるわけでもないので、事件をそもそも知らなかったシュガーラッシュの住人は気にしないし、ターボ事件を知り、タブーとしている古参らも、ヴァネロペのケースは特に気にしてないのかもしれない。
2について
ヴァネロぺがオンラインのレースゲームでプログラムを改変して、安定した存在になったとあるが、これも、「うーん、界隈で問題になってないなら問題ないかな!?」と思うことにした。
総評として
プリンセスが歌ってミュージカルが始まるシーンは、「あ、これディズニーなんだ」とを思い出して良かったし、ラルフがヴァネロぺ依存症を克服してヴァネロぺ以外の人たちとも交流するようになって良かったと思う。
最後に、リトワクさんのゲームセンターが潰れずに経営が続くことを祈るばかりである。
シュガーラッシュでさえ、一年で200ドルを稼げないなど、利益はほとんどなさそうである。
また、前作からカウントすると40年弱経営しているはずで、発売から36年が経過しているようなフィックス・イット・フェリックスJr.が入れ替わらないなど、ゲームセンター内の配置は古臭く、かなりマンネリ化しているはずである。
何か秘密があるに違いない。
このシリーズでは、とあるお姉さんの見た映画を、もう少しネタバレ気味で感想を書いていくコーナーです。
今回はこちら。
シュガー・ラッシュ:オンライン (吹替版)
にすた氏のお姉ちゃん
レンタルで「シュガーラッシュ:オンライン」見たー
一作目から変わらずヴァネロペの太眉が可愛い🍬
インターネットの概念を誰にでも分かりやすく可視化してて面白かった⚡️
懐かしいゲームキャラやディズニーキャラも沢山ゲスト出演しててにぎやか
一作目から変わらずヴァネロペの太眉が可愛い🍬
インターネットの概念を誰にでも分かりやすく可視化してて面白かった⚡️
懐かしいゲームキャラやディズニーキャラも沢山ゲスト出演しててにぎやか
にすた氏のお姉ちゃん
肝心のストーリーはうーん…
キャラクターに共感できず、それで本当によかったの?ともやもやが残る。 脚本が荒削りで前作との整合性も取れていないような。
小ネタだけ取り出すと面白いんだけど🙄
キャラクターに共感できず、それで本当によかったの?ともやもやが残る。 脚本が荒削りで前作との整合性も取れていないような。
小ネタだけ取り出すと面白いんだけど🙄
ラルフとヴァネロペが危険を承知でインターネットの世界に繰り出す、ディズニーの「シュガー・ラッシュ:オンライン」。インターネットの世界は、ラルフの弱さが招いた崩壊の危機を免れることができるだろうか?Prime Videoより
以下、すでに映画を見たことがある人を対象に書いています。
前作の「シュガー・ラッシュ (吹替版)」では、長いこと悪役をしていたラルフは、嫌われ者ではなく、自分も人に好かれるヒーローになりたいと思いつつ、悪役の集まるセミナーに参加する。
そこで他のゲームの悪役に悩みを打ち明けるが、自分の役割を受け入れ自分を好きになるように努力しようと諭され、「俺は悪役、それでいい。ヒーローになれないのは、悪いことじゃない。今のままの自分でいいんだ。」と言ってセミナーを終えるシーンから前作は始まる。
ストーリ冒頭では2人とも嫌われ者という共通点から、2人は協力し、黒幕のキャンディ大王を倒す過程でラルフは自分自身を受け入れ、ヴァネロぺも皆の記憶を取り戻すことで、皆に受け入れられてストーリーを終える。
前作では、ラルフが自分の役割を受け入れた一方で、今作では、ヴァネロぺは現状に退屈し、自分の役割よりも新たな刺激を求めて外の世界を求め、現状に満足するラルフと変化を求めるヴァネロぺの対立構造でストーリが進む。
ラルフはヴァネロぺ依存症とも言えるレベルでヴァネロぺへの執着を見せ、インターネットの世界を崩壊に追い込むような事件を起こすが、動機が独りよがりなので、見ている人からは共感は得られないのだろう。
これらの点が、打倒キャンディ大王で一致団結した前作と異なって、期待したストーリーと異なり、ガッカリさせるポイントかもしれない。
ただ、個人的にこのシリーズの特徴と魅力は、やはりゲームやインターネットを視覚化したことである。
私は、独特の世界観を描く映画が大好物で、前作はゲームセンターの筐体内が存在していたらこんな感じか〜とワクワクさせられたが、無限に広がるインターネットの世界も、同じようにワクワクさせられた。
ネットミーム的な小ネタも盛りだくさんで、予測検索やポップアップ広告ってこういうウザさなんだねえとか、アドブロック入れてるとこんな感じにブロックするのねとニヤリとするシーンに大満足である。
なお、お姉さんのストーリー上のもやもやポイントはこちら。
にすた氏のお姉ちゃん
シュガーラッシュオンラインの脚本で微妙だったとこ
1 他のゲームに移動(ターボ)して自分のゲームの役割を放棄。
2 ゲーム内キャラによるプログラム改変の容認。
1 他のゲームに移動(ターボ)して自分のゲームの役割を放棄。
2 ゲーム内キャラによるプログラム改変の容認。
確かにー!と思うものの、以下のような理由で私は飲み込んだのである。
1について
最後は、「あれ、営業時間外だけじゃなくて、サーバメンテナンスがある期間だけしかヴァネロぺ帰ってこないんだ・・・?自分のゲームの役割放棄していいの・・・?」という気持ちになったものの、行った先のゲームで馴染んでいるのなら乗っ取り(ターボ)にならないのだろう。
自分のゲームの役割放棄については、界隈のタブーを犯しているし、主人公キャラ不在でゲームが故障扱いで撤去されないのかと心配になるが、「うーん、界隈で問題になってないなら問題ないかな!?」と思うことにした。
故障扱いしても、メーカーがもう存在していないので交換や修理ができないので、動いているうちは、撤去されることはないのだろう。
また、自分のゲームと移住先のゲームをクラッシュさせて筐体の撤去を引き起こしたターボ事件に比べれば、被害を受けた住人がいるわけでもないので、事件をそもそも知らなかったシュガーラッシュの住人は気にしないし、ターボ事件を知り、タブーとしている古参らも、ヴァネロペのケースは特に気にしてないのかもしれない。
2について
ヴァネロぺがオンラインのレースゲームでプログラムを改変して、安定した存在になったとあるが、これも、「うーん、界隈で問題になってないなら問題ないかな!?」と思うことにした。
総評として
プリンセスが歌ってミュージカルが始まるシーンは、「あ、これディズニーなんだ」とを思い出して良かったし、ラルフがヴァネロぺ依存症を克服してヴァネロぺ以外の人たちとも交流するようになって良かったと思う。
最後に、リトワクさんのゲームセンターが潰れずに経営が続くことを祈るばかりである。
シュガーラッシュでさえ、一年で200ドルを稼げないなど、利益はほとんどなさそうである。
また、前作からカウントすると40年弱経営しているはずで、発売から36年が経過しているようなフィックス・イット・フェリックスJr.が入れ替わらないなど、ゲームセンター内の配置は古臭く、かなりマンネリ化しているはずである。
何か秘密があるに違いない。