映画感想
Amazon Primeで見る「パシフィック・リム/アップライジング(字幕版)」
映画感想シリーズ パート2
このシリーズでは、とあるお姉さんの見た映画を、もう少しネタバレ気味で感想を書いていくコーナーです。
今回はこちら。
「パシフィック・リム/アップライジング(字幕版)」
パシフィック・リムの第2作目です。
第1作目「パシフィック・リム」は、それはもう好評でした。
どうしても、前作と比較をしてしまうので、念のため、微かな記憶で第1作目おさらいをすると、世界に突如現れたKAIJUを有効に撃破できるロボットのイェーガーを操り、鼻血を出す死にかけたおじさんと若く未来のある若者の尊い犠牲の甲斐あって、KAIJUの現れる次元の裂け目から逆に攻撃をすることでKAIJUの現れる入り口を破壊し、世界に平和が訪れた・・・というストーリーである。
そして、第1作目のヒロインであるマコが謎のイェーガーに襲われ、死亡することにより今作はストーリは進み始めるのだ。
まず、始まってすぐに前作の世界を救った人たちは?と思うのだが、どうやらマコ以外はいないらしい。
マコもパイロットを退いてデスクワークに忙しい日々を送っている様だ。
今作は、KAIJUが全然出てこないので、イェーガーとKAIJUの肉弾戦もちょびっとしかない。
いきなりそんなため息が出る。
今作は、KAIJUとロボットが殴り合いをやるそんな単純な話ではなくて、碇ゲンドウ(新世紀エヴァンゲリオン)が「所詮、人間の敵は人間だよ」と言う様な、そういう感じですねーというちょっと深い感じ(風)のストーリーになっている。
ちなみに、敵に生体寄生された量産型イェーガーが襲ってくるシーンは、視聴者にトラウマを植えつけた使徒バルディエル(新世紀エヴァンゲリオン)とEVA量産機(5号機〜13号機)(新世紀エヴァンゲリオン)のオマージュであろう。他にも、幅広い年代の作品がオマージュされている様だが、原作を見ていないのでここでは言及を控える。
さて、今回はKAIJUとの戦いというよりは人間同士の戦い(に見える構図)で話が進むため、敵はイェーガーを殴りにくるし、イェーガーもKAIJUが来たら殴るという単純な構図には見えなくなっているので、どこかチャンバラ的な爽快感がない。
今作の最後は、複数のKAIJUが合体するMEGA KAIJUが相手のため、KAIJUとの体格差が激しく、こちらの攻撃も歯が立たない。
4体のイェーガーで一斉に挑み掛かるも、ワンパンチで起こされた地鳴りで吹き飛ばされ、1体で先走った血気盛んなイェーガーは、ダメージを与えることもできずに吹き飛ばされ、パイロットは死亡と、とてもあっけなく、電磁パルス攻撃や酸を吐いて溶かすという様な第1作目の想定外の攻撃とは異なり、物理攻撃しか繰り出さいなので、KAIJUの強さに対する絶望感というよりは、作戦とかもう少し考えろよと思わずにはいられない・・・、教官が一緒とは言え、まあ訓練生だからしかたがないか。
MEGA KAIJUは、富士山火口へ進んでいくが、前作ならば、パイロットをきっちり殺してトドメを刺しにくるのがKAIJUなのに、今作ではまるで無視である。
そういうKAIJUの無慈悲な暴力への絶望感や恐怖が欲しかったのだが・・・。
きっと、この感覚こそが、お姉ちゃんのいうオタク臭なのだろう。
なお、今作の良かった点は、量産型イェーガーの気味の悪さがしっかりと表現されていたことだろうか。
このシリーズでは、とあるお姉さんの見た映画を、もう少しネタバレ気味で感想を書いていくコーナーです。
今回はこちら。
「パシフィック・リム/アップライジング(字幕版)」
にすた氏のお姉ちゃん
Amazonプライムビデオで「パシフィック・リム アップライジング」みたー
予想より面白かった!周りから酷評ばかり聞いてたせいか普通に楽しめた🙌
確かにストーリーにもキャラにも重さはないがテンポよく進むしオタク臭が薄まった感じ。
前作主人公の不在は残念だけど博士コンビの活躍が嬉しかったー
予想より面白かった!周りから酷評ばかり聞いてたせいか普通に楽しめた🙌
確かにストーリーにもキャラにも重さはないがテンポよく進むしオタク臭が薄まった感じ。
前作主人公の不在は残念だけど博士コンビの活躍が嬉しかったー
人類とKAIJUの死闘から数年が経過し、平穏が戻っていた地球。しかし進化を遂げたKAIJUが再び姿を現した事で、つかの間の平和は脆くも崩れ去る--。さらに、謎の黒いイェーガ--"オブシディアン・フューリー"の出現により、人類を守るはずのイェーガ--同士による激しい戦いも発生。果たして、スタイリッシュに洗練されパワーアップした新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロット達は、迫りくる危機を乗り越える事が出来るのか?!Prime Videoより
以下、すでに映画を見たことがある人を対象に書いています。
パシフィック・リムの第2作目です。
第1作目「パシフィック・リム」は、それはもう好評でした。
どうしても、前作と比較をしてしまうので、念のため、微かな記憶で第1作目おさらいをすると、世界に突如現れたKAIJUを有効に撃破できるロボットのイェーガーを操り、鼻血を出す死にかけたおじさんと若く未来のある若者の尊い犠牲の甲斐あって、KAIJUの現れる次元の裂け目から逆に攻撃をすることでKAIJUの現れる入り口を破壊し、世界に平和が訪れた・・・というストーリーである。
そして、第1作目のヒロインであるマコが謎のイェーガーに襲われ、死亡することにより今作はストーリは進み始めるのだ。
まず、始まってすぐに前作の世界を救った人たちは?と思うのだが、どうやらマコ以外はいないらしい。
マコもパイロットを退いてデスクワークに忙しい日々を送っている様だ。
今作は、KAIJUが全然出てこないので、イェーガーとKAIJUの肉弾戦もちょびっとしかない。
いきなりそんなため息が出る。
今作は、KAIJUとロボットが殴り合いをやるそんな単純な話ではなくて、碇ゲンドウ(新世紀エヴァンゲリオン)が「所詮、人間の敵は人間だよ」と言う様な、そういう感じですねーというちょっと深い感じ(風)のストーリーになっている。
ちなみに、敵に生体寄生された量産型イェーガーが襲ってくるシーンは、視聴者にトラウマを植えつけた使徒バルディエル(新世紀エヴァンゲリオン)とEVA量産機(5号機〜13号機)(新世紀エヴァンゲリオン)のオマージュであろう。他にも、幅広い年代の作品がオマージュされている様だが、原作を見ていないのでここでは言及を控える。
さて、今回はKAIJUとの戦いというよりは人間同士の戦い(に見える構図)で話が進むため、敵はイェーガーを殴りにくるし、イェーガーもKAIJUが来たら殴るという単純な構図には見えなくなっているので、どこかチャンバラ的な爽快感がない。
今作の最後は、複数のKAIJUが合体するMEGA KAIJUが相手のため、KAIJUとの体格差が激しく、こちらの攻撃も歯が立たない。
4体のイェーガーで一斉に挑み掛かるも、ワンパンチで起こされた地鳴りで吹き飛ばされ、1体で先走った血気盛んなイェーガーは、ダメージを与えることもできずに吹き飛ばされ、パイロットは死亡と、とてもあっけなく、電磁パルス攻撃や酸を吐いて溶かすという様な第1作目の想定外の攻撃とは異なり、物理攻撃しか繰り出さいなので、KAIJUの強さに対する絶望感というよりは、作戦とかもう少し考えろよと思わずにはいられない・・・、教官が一緒とは言え、まあ訓練生だからしかたがないか。
MEGA KAIJUは、富士山火口へ進んでいくが、前作ならば、パイロットをきっちり殺してトドメを刺しにくるのがKAIJUなのに、今作ではまるで無視である。
そういうKAIJUの無慈悲な暴力への絶望感や恐怖が欲しかったのだが・・・。
きっと、この感覚こそが、お姉ちゃんのいうオタク臭なのだろう。
なお、今作の良かった点は、量産型イェーガーの気味の悪さがしっかりと表現されていたことだろうか。